来週のNY原油:62%が下落を予想-緩和の縮小、早期開始か

来週のニューヨーク原油先物相場は 下落するとの見方が優勢だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の債券購 入規模が早ければ来月にも縮小されるとの観測が強まった。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト39人を対象に実施した調査 では、24人(62%)が来週の原油先物相場が下落すると予測。上昇の予 想は10人(26%)、変わらずを予想したのは5人だった。前回は45%が 上昇を予想した。

シカゴ連銀のエバンス総裁は6日、FRBが9月に債券の購入規模 を縮小するとの見通しを示した。同総裁は景気刺激策に最も強く賛成し てきた支持者の1人だが、月間850億ドルの債券購入は2014年半ばに終 了する可能性が高いとの見方を示した。ダラス連銀のフィッシャー総裁 は5日、債券の購入規模が縮小に近づいているとし、景気刺激策に頼ら ないよう投資家に警告した。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キ ャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は 「FRBは明らかに来月にも資産購入を減らす方向に傾いている。他の 資産も含め原油の価格は下落で反応しており、来週もその傾向が続くだ ろう」と述べた。

04年4月の調査開始以降、相場の方向性を正しく予測した確率 は50%となっている。ブルームバーグは翌週の原油価格について、石油 アナリストとトレーダーに見通しを尋ねる調査を毎週木曜日に実施して いる。

原題:Crude May Fall on Signs Fed to Reduce Stimulus, Survey Shows(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、稲島剛史、Sarah Chen、Winnie Zhu、Ann Koh、Pratish Narayanan、Yee Kai Pin. Editors: Margot Habiby, Richard Stubbe

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