NY原油(8日):5日続落、経済統計で緩和縮小懸念が再燃

ニューヨーク原油相場は続落。昨 年12月以来で最長の5営業日連続安となった。新規失業保険申請件数が 予想ほど悪くなかったことで、米金融当局が資産購入規模を縮小すると の懸念が再燃した。

先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は33万3000件に増加 した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値 は33万5000件だった。シカゴ連銀のエバンス総裁は6日、9月縮小の可 能性を「明確には排除しない」と述べた。米エネルギー情報局 (EIA)が7日に発表した統計では、先週の原油生産は1989年以来の 水準に急増した。

プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニアマーケッ トアナリスト、フィル・フリン氏は「良好な経済データが出ると緩和縮 小が心配になる」と指摘。「米国での原油生産が増え続けていることが 市場を重々しくしている。需給ファンダメンタルズでみれば供給は十分 だという事実を軽視してはならない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日 比97セント(0.93%)安の1バレル=103.40ドルで終了。終値ベースで は7月30日以来の安値。

原題:Oil Caps Longest Losing Streak This Year on Stimulus Speculation(抜粋)

--取材協力:Barbara Powell、Grant Smith. Editor: Margot Habiby

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