【個別銘柄】住友ゴムと日揮が急落、東京建物も安い、清水建プラスに

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

住友ゴム工業(5110):前日比6.7%安の1570円。1-6月期の連 結営業利益は前年同期比7.9%減の297億円だった、と7日に発表した。 クレディ・スイス証券は同日付リポートで、4-6月期営業利益は148 億円と同証予想の180億円を下回り、ややネガティブな印象と記述。会 社側が公表した通期の販売本数や為替などの前提変更について同証券で は、円安、原材料安が収益を下支えする一方、タイヤ販売は計画に対し 下振れする見通し、との見方を示している。

日揮(1963):7.9%安の3275円。クレディ・スイス証券が7日付 で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。2014 年3月期の営業利益予想を830億円から800億円(会社計画695億円)、 来期を850億円から820億円に減額した。株価は今期1兆円の受注水準を 織り込んだ印象と指摘。円安による追い風を加味しても、海外競合比較 で株価バリュエーションに割高感がある、としている。

島津製作所(7701):7.7%高の822円。同社は7日、14年3月期の 連結営業利益予想を従来比5%増の210億円に上方修正した。前期比で は73%増となる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同日付リポー トで、補正予算執行に伴う国内の売り上げ増、円安効果、海外の堅調な ど業績モメンタムは良好と指摘。今回の上方修正は、ほとんど為替前提 の変更で説明でき、足元の堅調な事業環境を考えるとハードルは高くな い印象、と同証はみている。

東京建物(8804):3.2%安の846円。1-6月期の連結営業利益が 前年同期比で63%減の79億円になった、と7日発表した。出資先の特別 目的会社(SPC)が保有する「大手町タワー」の敷地売却に伴う配当 収益を前年同期に計上した反動が響いた。13年12月期の連結営業利益予 想は前期比32%減の210億円で据え置き。

クボタ(6326):1.6%高の1427円。4-6月期の連結営業利益は 前年同期比50%増の471億円だったと7日に発表した。機械部門の海外 売上高が大幅増加したほか、円安も寄与した。メリルリンチ日本証券は 同日付リポートで、決算は同証予想を上回りポジティブな印象と記 述。14年3月期の会社計画は据え置かれたが、上振れる公算が強いとし ている。

マツモトキヨシホールディングス(3088):7.2%高の3275円。4 -6月期の連結営業利益は前年同期比29%増の52億円になった、と7日 発表した。既存店の改装や営業時間延長などで小売事業が好調だった。 メリルリンチ日本証券では同日付リポートで、通期営業利益を会社計画 並みだった200億円から210億円に上方修正した。好調な第1四半期業績 を加味したという。3四半期連続で増益を続けていることから業績確度 は高まった、とも指摘している。

清水建設(1803):3.6%高の431円。4-6月期の連結営業利益は 前年同期比43%増の39億円だった、と8日午後1時に発表した。建設事 業の完成工事高が同15%増となったことなどから2桁増収を確保。小幅 安で推移していた株価は決算発表を受け、プラス圏に浮上した。

ダイキン工業(6367):1.5%高の4520円。UBS証券が7日付 で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を4100円から6000円 に引き上げた。世界の空調業界トップ企業として売上高だけでなく、利 益率の高まりが今後期待できると指摘。4-6月期は米国グッドマン社 の合併効果や円安効果を除いても、自助努力から空調事業の収益性改善 がうかがえた好決算、との見方を示した。

THK(6481):6.9%安の1953円。4-6月期の連結営業利益は 前年同期比15%減の31億円になった、と7日発表した。欧州、中国で赤 字計上したほか、販管費比率の上昇も響いた。据え置いた14年3月期の 営業利益計画(前期比71%増の200億円)に対する進ちょく率は16%。 同社は、工作機械などに組み込まれる直動案内機器を手掛ける。

セコム(9735):0.5%高の5600円。4-6月期の連結営業利益は 前年同期比19%増の277億円と過去最高になった、と7日発表した。主 力のセキュリティサービス事業で、事業所向け・家庭向けのセントララ イズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)や監視カメラシ ステムなどの安全商品の販売が好調だった

タカタ(7312):4.1%高の2380円と3連騰。大和証券が7日付 で、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株価を2100 円から2500円に引き上げた。会社側が6日発表した4-6月決算が予想 を大幅に上回ったことを踏まえた。上方修正された通期計画は、前提為 替レートを1ドル=90円に据え置いたことなどにより、さらなる増額が 見込まれるとし、14年3月期の営業利益予想は250億円(会社計画230億 円)、来期は285億円を予想する。

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