米プルデンシャル決算:国内事業は改善-部門買収が寄与

米2位の生命保険会社プルデンシャ ル・ファイナンシャルが7日発表した4-6月(第2四半期)決算で は、国内事業の業績が改善した。米ハートフォード・ファイナンシャ ル・サービシズ・グループからの部門買収やゼネラル・モーターズ (GM)から年金勘定の移管を受けたことなどが寄与した。

発表資料によると、株式公開前に販売した保険の収益や一部投資損 益を除いたベースの4-6月期の営業利益は1株当たり2.30ドルとな り、ブルームバーグがまとめたアナリスト20人の予想平均(1.99ドル) を上回った。純損益はデリバティブ(金融派生商品)取引と円安が収益 を圧迫し、5億2100万ドル(約502億円)の赤字だった。

ジョン・ストラングフェルド最高経営責任者(CEO)は、株主資 本利益率(ROE)を2011年と12年の約11%から今年は最高14%に引き 上げることを目標に掲げており、その達成に向けて米国内での買収を積 極化。今年に入ってハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・ グループからの米生保事業買収を完了し、70万件の保険契約を上積みし たほか、ベライゾン・コミュニケーションズやGMから年金勘定を引き 受けた。

ストラングフェルドCEOは7日の決算発表資料で、「当社が市場 をリードする年金リスク移転分野で昨年後半の取引が四半期の退職年金 事業の過去最高の利益に貢献した」と説明した。

プルデンシャルの株価は決算発表後の時間外取引で午後5時20分 (日本時間8日午前6時20分)現在、1.4%高の80.50ドル。通常取引終 値ベースでは年初来で49%高。これに対し米生保最大手メットライフ は50%高。

プルデンシャルの国際事業の利益は4-6月期に25%増加して8 億5000万ドル。同社はAIGから買収した日本の生保事業の統合に伴う 費用を約5500万ドル削減した。同社は日本事業を拡大するため、2011年 にAIGスター生命保険とAIGエジソン生命保険を買収した。

7日の発表資料によると、円相場の変動で約16億ドルの税引き前費 用を計上した。デリバティブ取引損失は9億5300万ドル。主要事業の1 株当たり純資産は6月末時点で71.93ドルと、3カ月前の81.96ドルから 減少した。

原題:Prudential Says U.S. Results Improve After GM, Hartford Deals(抜粋)

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