FRB議長候補サマーズ氏、回転ドア出入りで資産増やす

次期米連邦準備制度理事会 (FRB)議長の有力候補、ローレンス・サマーズ氏の個人ホームペー ジにはハーバード大学学長やオバマ政権の国家経済会議(NEC)委員 長などの経歴が載っている。現在はハーバード大学で教えるほか、企業 や非営利団体の役員を務めていると記されている。

このサイトでは、同氏がシティグループやナスダックOMXグルー プ、ヘッジファンドのDEショーなど金融関連企業のコンサルタントを 務めて報酬を過去に取得したり、現在も得ていることは記載されていな い。

コンサルタントの仕事はサマーズ氏が2001年に政府ポストを去って から09年に戻るまでの間に、同氏を資産家にした。クリントン政権の財 務長官に就任した時点の同氏の資産は約90万ドル、負債は50万ドルだっ た。オバマ政権で再び公職に就いた時には資産を700万-3100万ドル (約6億8000万-30億円)と報告した。

サマーズ氏は今やバーナンキFRB議長の有力な後任候補。同氏の 金融業界との関係に新たな注目が集まっている。経済政策研究センター (CEPR)のエコノミスト、ディーン・ベーカー氏は「サマーズ氏は ウォール街に対して極めて友好的だろう」とし、「ウォール街の人々と 経歴を共有していることはマイナスだ」との見方を示した。

一方、ジョージ・W・ブッシュ政権で倫理を担当したリチャード・ ペインター氏は電話インタビューで、ウォール街の金融機関のために働 いたという経歴はFRB議長になるために「望ましいトレーニングだ」 と述べた。サマーズ氏の広報を担当するケリー・フレンドリー氏はコメ ントを控えた。

原題:Summers Leaving Government Post Saw His Wealth Surge (Correct)(抜粋)

--取材協力:Robert Schmidt、Hans Nichols、Kathleen Hunter、Cheyenne Hopkins、Joshua Zumbrun、Hugh Son、Sam Mamudi、Donal Griffin. Editors: Steven Komarow, Michael Shepard

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