ホンダ:ブラジルで生産能力倍増の24万台へ-新興国販売増強

ホンダはブラジルに新たに四輪車組 立工場を建設し、2015年から稼働を開始すると発表した。投資額は約10 億レアル(約430億円)で、生産能力は約12万台の計画。

新工場はサンパウロ市から北西に約200キロメートルにあるイチラ ピーナ市に位置し、「フィット」クラスの小型車を生産する予定。新工 場から約100キロ南東にある既存工場ではフィット、シビック、シティ など3車種を生産している。ブラジルの生産能力は、既存工場の12万台 と合わせて15年に24万台とする。

ホンダの南米本部長の武田川雅博常務は発表文書で、世界第4位の 自動車市場であるブラジルは南米地域で大変重要な拠点であり、増強能 力を活用して魅力ある商品を幅広く提供していくとコメントした。

ホンダの12年のブラジル自動車販売は、前年比45%増の13万4956台 だった。現地生産の3車種とも前年の25%増から2.2倍の販売で、既存 工場の12年生産実績は能力を上回る13万5894台(前年比65%増)だっ た。

ホンダは16年度までに新興国での四輪車販売を11年度実績倍増 の300万台以上に引き上げる計画を発表しており、各市場で能力増強を 進めている。

メキシコでは14年春に新工場が稼働し、現在の生産能力6万台は26 万台となる。タイでは15年の新工場稼働で現在の28万台が42万台に、イ ンドネシアでは14年に現在の8万台が20万台となる計画。このほか中国 で12万台の生産ライン追加やインドでの12万台増強により、14年からの 2年間で新興5カ国で70万台の能力が増え、これにブラジルの12万台が 加わる形となる。

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