蘭ING:4~6月の減益幅、予想上回る-アジア保険損失で

オランダ最大の金融サービス会社、 INGグループの4-6月(第2四半期)決算は前年同期比で39%の減 益となった。日本と米国の年金事業でのヘッジ損失が銀行事業回復によ るプラス効果を打ち消した。

7日の同社発表によると、純利益は7億8800万ユーロ(約1020億 円)と前年同期の12億9000万ユーロから減少。ブルームバーグがまとめ たアナリスト9人の予想平均(9億700万ユーロ)も下回った。

銀行部門が14%増益となったことを好感し、株価はアムステルダム 市場で一時4.3%高となった。

INGは救済に絡む欧州連合(EU)の規則に対応し、保険事業売 却などでバランスシート圧縮を進めている。

銀行事業の調整後税引き前利益が14%増となった一方、日本の変額 年金事業で原資を保護するヘッジが逆効果となり1億9000万ユーロの特 別費用を計上。米事業でもヘッジによる損失を出した。

INGは2009年に日本での変額年金販売を停止しているが、約36 万6000件の既存契約(約161億ユーロ相当)が残っているとINGの広 報担当のビクトリア・デブール氏が述べた。

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