中国:乳製品メーカー6社に制裁金-独禁法違反で最大規模

中国は米ミード・ジョンソン・ニュ ートリションや仏ダノンなど乳製品メーカー6社に対し、価格操作を理 由に総額6億6900万元(約106億円)の制裁金を科した。中国での独占 禁止法違反での制裁金としては過去最大。

国家発展改革委員会(発改委)は7日発表した声明で、6社が最低 再販価格を操作し、業界内の競争制限を図ったと指摘。米アボット・ラ ボラトリーズとオランダのロイヤル・フリースランドカンピーナ、ニュ ージーランドのフォンテラ・コーポラティブ・グループ、中国の合生元 国際も同法に違反したことを明らかにした。

中国当局は国内外の企業に対する取り締まりを強化している。コン サルティング会社APCOワールドワイドの大中華圏会長ジェームズ・ マグレガー氏は、「全ての人の注意を引く極めて大型の制裁金だ。中国 当局は価格や市場独占、企業の合併・買収(M&A)をめぐり積極的に なりつつある」と述べた。中国国営の新華社通信によれば、今回の制裁 金総額は中国の独禁法違犯としては過去最大。

発改委は企業別の制裁金について、ミード・ジョンソンが2億380 万元、ダノンの「デュメックス」部門が1億7200万元、合生元国際が1 億6290万元、フリースランドカンピーナが4800万元、アボットが7730万 元、フォンテラは約450万元と説明した。

発改委によれば、スイスのネスレの「ワイス」ブランドと中国の浙 江貝因美科工貿、明治ホールディングスも調査を受けたが、調査に協力 し重要な証拠を提供、積極的な社内改革を実施したため、制裁対象から 外れた。

--取材協力:Alex Nussbaum. Editors: Stephanie Wong, Anjali Cordeiro

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