【個別銘柄】大平洋金や堀場製が急落、東ガス安い、ダイキンは上昇

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

パイオニア(6773):前日比8.7%安の178円。2014年3月期の連結営 業利益は従来予想を50億円下回り、100億円(前期比67%増)になる見 通し、と6日発表した。国内でカーナビゲーションシステムの需要が振 るわず、新興国でのカーオーディオ低迷も響く。

大平洋金属(5541):15%安の400円。14年3月期の連結営業損益計画 を7億5500万円の赤字に下方修正する、と6日発表した。従来予想は43 億円の黒字だった。ステンレス鋼業界の需要低迷でフェロニッケル需要 が厳しいことを勘案した。年間配当計画も従来の7円から無配に引き下 げた。

堀場製作所(6856):13%安の3270円。1-6月期の連結営業利益 は当初計画の49億円を下回る前年同期比25%減の39億7400万円だったと 6日に発表。円安効果で売上高は5%弱増えたが、自動車計測システム 機器で一部大口出荷が下期にずれ込んだほか医用システム機器での費用 増なども響く。前期比6.4%減の110億円とする13年12月通期計画に対す る進ちょく率は36%。

ダイキン工業(6367):2.7%高の4455円。4-6月期の連結営業利益 は前年同期比81%増の404億円だった、と6日に発表した。主力の空 調・冷凍機事業では中国やアセアンなどの販売が堅調。買収した米国グ ッドマン社が新たに連結対象に加わったことも寄与した。

昭和シェル石油(5002):3.7%高の961円。13年12月期の連結営業 利益予想を従来比52%増となる前期比4.8倍の700億円に上方修正する、 と6日発表した。円安進行による円建て原油価格の上昇などで、増益に 寄与するたな卸資産評価が発生。ブルームバーグ・データによるアナリ スト9人の事前予想平均は642億円だった。

SANKYO(6417):3%高の4660円。4-6月期の連結営業利 益は前年同期比17倍の205億円だった、と6日に発表。開発期間の延長 で商品力を高めたパチンコ「フィーバー機動戦士ガンダム」、パチスロ 「創聖のアクエリオンⅡ」などの商品が好調だった。前期比4.6倍の320 億円で据え置いた14年3月通期計画に対する進ちょく率は64%。

住友大阪セメント(5232):3.4%高の338円。4-6月期の連結営 業利益は前年同期比77%増の38億円だった、と6日に発表した。 SMBC日興証券は同日付リポートで、営業利益が同証予想を上回った ことや、上期会社計画に対する進ちょく率が64.5%と高水準だった点は ポジティブな印象、と指摘した。同証では、14年3月期の連結営業利益 を190億円と予想。会社計画(160億円)について、セメント内需と各種 コストの前提などが保守的とみている。

東京ガス(9531):4.6%安の522円。三菱UFJモルガン・スタン レー証券が6日付で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」 に、目標株価を660円から540円に下げた。ガス販売量の想定を引き下 げ、14年3月期の経常利益予想を1647億円から1642億円(会社計画1550 億円)、15年3月期を1505億円から1488億円にそれぞれ減額した。同社 が上期決算時めどに具体的な内容を決めるとしているガス料金改定につ いては、通年ベースで100億円の減収を想定する。

コムシスホールディングス(1721):6.4%安の1229円。SMBC 日興証券では会社が6日午後に発表した4-6月期決算について、モバ イル関連工事の繰越工事消化などで順調に推移し、14年3月期業績は会 社計画を上回る公算が大きいと分析。一方で、受注モメンタムは鈍化し ており、15年3月期以降の減益懸念があり、バリュエーションの切り上 げを見込み難いとした。

ノジマ(7419):9.9%高の700円。4-6月期の連結営業損益は8 億2000万円の黒字と、前年同期の9億5800万円の赤字から改善したと6 日に発表。省エネタイプ、季節商品を中心に白物家電が堅調、静岡や埼 玉・熊谷、横浜みなとみらいに新規出店も寄与した。第1四半期業況を 受け、14年3月通期の営業利益見通しも前期比74%増の36億円と、従来 の26億円から上方修正した。

サンデン(6444):5.5%高の385円。4-6月期の連結営業損益は 3億2000万円の黒字と、前年同期の5億1600万円の赤字から改善したと 6日に発表。収益柱の自動車機器事業が米国を中心に伸び、採算面では 環境技術開発投資の負担を円安、現地生産化・内製化の効果などで吸収 した。70億円の黒字を見込む14年3月通期計画は維持。

浜松ホトニクス(6965):6.5%安の3375円。野村証券では、目標 株価を3800円から3600円に引き下げた。浜松ホトが5日に発表した第3 四半期累計決算について、4-6月期に発生した一過性減収要因を控除 しても、現地通貨ベースで売上高は減少傾向にあると指摘。また、14年 9月期も円安による増収増益要因はあるが、実需の改善が見られない現 状で大きな成長は見込めないとした。

ブラザー工業(6448):7.5%安の1087円。4-6月期の連結営業 利益は前年同期比19%減の94億円だった、と6日に発表。主力の通信・ プリンティング機器を中心とした円安効果やニッセイの新規連結化など で売上高は16%増えたが、産業機器が低調だったほか販売費・一般管理 費の増加などが響いた。為替想定レートの見直しに伴い、14年3月期見 通しを320億円から前期比18%増の350億円に増額したが、アナリスト予 想の平均376億円は下回る。

日本海洋掘削(1606):2.6%高の7430円。14年3月期の連結営業利 益予想を55億円から94億円に上方修正する、と6日発表した。前期比で は3.7倍になる見通し。地球深部探査船「ちきゅう」の商業掘削による 売り上げ増加に加え、海洋掘削リグ「HAKURYU-10」や「SAGADRIL-1」の 稼働日数が増加したことなども寄与した。

宇部興産(4208):9.1%安の180円。4-6月期の連結営業利益は前 年同期比79%減の12億7100万円だった、と6日に発表した。化成品・樹 脂事業の赤字が響いた。据え置いた14年3月期の営業利益見通し(前期 比14%増の340億円)に対する進ちょく率は3.7%。ジェフリーズ証券は 同日付で、投資判断を「ホールド」から「アンダーパフォーム」に引き 下げている。

参天製薬(4536):0.6%高の4570円。4-6月期の連結営業利益 は前年同期比28%増の78億1400万円だった、と6日に発表。主力の国内 医療用医薬品事業で緑内障・高眼圧症治療剤「タプロス点眼液」、角結 膜疾患治療剤「ジクアス点眼液」などが伸びたほか、海外も欧州、アジ アが堅調だった。前期比6.6%増の263億円で据え置いた14年3月通期計 画に対する進ちょく率は30%。

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