人民銀、外貨準備の海外運用で新組織設立を検討-SCMP紙

中国人民銀行(中央銀行)は同国が 保有する3兆5000億ドル(約340兆円)規模の外貨準備を海外に投資し てリターン向上を狙うため、新組織の設立を検討している。香港紙サウ スチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が7日報じた。

同紙によれば、人民銀の周小川総裁は国家外為管理局(SAFE) の一部門の責任者を、新組織設立の可否を検討するチームのトップに起 用した。事情に詳しい匿名の関係者2人の話を基に伝えた。同紙は新組 織について、政府系ファンドの中国投資(CIC)と同様の役割を担 い、人民銀直属となる公算が大きいとしている。

同紙によると、CICの低いリターンに不満を持つ政府の高官や学 識者が新組織の設立に動いている。人民銀の新事務所に連絡したが応答 はなかった。北京にあるCICの報道担当室に連絡を取ったが、現時点 で返答がない。

5750億ドル相当の運用資産を持つCICの昨年の海外投資リターン は10.6%。MSCI世界指数の同年の上昇率は13%だった。

原題:China’s PBOC May Plan Forex Unit, South China Morning Post Says(抜粋)

--Jun Luo. Editors: Linus Chua, Iain McDonald

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