加ポタシュの格付け見通しを「ネガティブ」に変更-S&P

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は6日、カナダの肥料メーカー、ポタシュの格 付け見通しを引き下げた。肥料原料である炭酸カリウムの供給で世界最 大手のロシアのウラルカリーがベラルーシの同業ベラルーシカリーとの 合弁事業を解消したことで、業界内の競争激化とカリウム価格下落への 懸念を理由に挙げた。

S&Pは発表資料でポタシュの格付け見通しを「ステーブル(安定 的)」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。ウラルカリーはフ ル操業して生産量を引き上げる計画。

S&Pは、カリウム市場で短期的に競争が著しく激化する可能性が あり、ポタシュの業績を圧迫し、同社の信用リスク関連指標が負債基準 を超えるようになったとの見方がネガティブの見通しに反映されている と説明した。世界のカリウム市場はこれまで、ウラルカリーとベラルー シカリーの合弁事業ベラルーシ・ポタシュ・カンパニー(BPC)と、 ポタシュなどが出資するカンポテックスの二大勢力が供給の大半を支配 してきた。

原題:Potash Corp. Debt Outlook Cut by S&P on Concern About Prices (1)(抜粋)

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