ギリシャの債務削減見通しに懸念-独与党CDUフックス議員

ギリシャが緩やかな経済成長に来年 戻るとしても、 国際支援団が描いているようには債務をなかなか削減 できないだろう-。ドイツ与党キリスト教民主同盟(CDU)の議会院 内副総務ミヒャエル・フックス議員がこうした見方を示した。

フックス議員は5日の電話インタビューで「経済成長が飛躍的に伸 びなければこれを実行するのはほぼ不可能だと思われるため、非常に懸 念している」と述べた。

ギリシャのサマラス政権は2014年8月までの救済プログラムの条件 履行に取り組んでいるが、同国の債務負担を軽減する方法について欧州 当局者の間で意見が割れている。ギリシャのストゥルナラス財務相はプ ライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を報告した後、債務の 返済条件をユーロ圏が緩和してくれると期待しているが、ドイツのメル ケル首相は2回目のヘアカット(債務減免)の可能性についてリスクが 高過ぎるとして否定している。

与党の連立パートナー、自由民主党(FDP)のフランク・シェフ ラー議員は電話取材に対し、「法律上の議論があるため、通常のヘアカ ットは実施されず、むしろ利払い停止あるいはギリシャが直接支援を受 け取る第3のプログラムとなるだろう」と指摘、「それはヘアカットと は呼ばないが、同じ効果がある」と述べた。

原題:Greek Debt Outlook Concerns German Coalition’s Fuchs, Schaeffler(抜粋)

--取材協力:Francine Lacqua、Guy Johnson、Marcus Bensasson. Editors: Alan Crawford, Leon Mangasarian

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