ブラジル株:大幅下落、素材株など安い-米緩和縮小観測で

6日のブラジル株式市場では指標の ボベスパ指数の下落率が3週間ぶりの大きさとなった。同国株など新興 市場の資産への需要を高めてきた景気刺激プログラムを、米連邦準備制 度理事会(FRB)が近く縮小するとの観測が強まった。

不動産のBRプロパティーズは3%安と、4週間ぶりの安値を付け た。アナリスト予想を下回る4-6月(第2四半期)業績を発表したこ とから売られた。鉄鋼メーカーのウジミナスも3%安。ブラジル石油公 社が2.2%安、OGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエス も3.3%安で、いずれも原油価格につれて下げた。

ボベスパ指数は前日比2.1%安の47421.85で終了。指数構成銘柄の うち下落が64銘柄、上昇は7銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時25分(日本時間7日午前5時25分)現在、0.4%高の1ドル=2.2970 レアル。米シカゴ連銀のエバンス総裁が記者団に、労働市場改善が続け ば、債券購入の縮小開始を9月に決定することを明確には排除しないと 6日に述べたことを受け、米国株は下落した。

証券会社クレア・コレトラ(サンパウロ)のアナリスト、フェルナ ンド・ゴンエス氏は電話取材で、「米国では景気拡大の兆候が見られて おり、それはFRBが近く景気刺激策の縮小を開始する可能性があるこ とを意味する」と指摘。「世界的に流動性が減少すれば、ブラジルにと っては単純に株式への資金の流れが減ることになる」と語った。

原題:Ibovespa Sinks Most in Three Weeks Amid Bets Fed to Cut Stimulus(

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