欧州株:下落、米緩和縮小めぐる観測で-ザルツギッター安い

6日の欧州株式相場は下落。米金融 当局者の発言を手掛かりに米刺激策縮小が来月始まるとの観測が広がっ たほか、ザルツギッターやランクセスによる利益見通し下方修正も重し となった。

ドイツの鉄鋼メーカー、ザルツギッターは12%急落。独化学メーカ ーのランクセスは4.3%下げた。同社は今年下期(7-12月)に需要が 回復する兆しはないと指摘した。一方、インターコンチネンタルホテル ズグループは6.4%高。上期(1-6月)の増益決算が買い材料。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の303.5で終了。一時は0.4 高となった。アトランタ連銀のロックハート総裁は想定通りに景気が拡 大し雇用が増えた場合、米当局は債券購入の解除プロセスを進めるべき だと述べたと、マーケット・ニュース・インターナショナル(MNI) がインタビューを基に報じた。シカゴ連銀のエバンズ総裁の講演も注目 されている。

カイト・グループのストラテジスト、ステファーヌ・エコロ氏は 「エバンズ総裁の発言を控え、市場は欧米双方で神経質になっているよ うだ」とし、「緩和縮小に関する発言が売りのきっかけだ。ロックハー ト総裁は、今年残り3回となった米連邦公開市場委員会(FOMC)の いずれかの会合で債券購入プログラムの縮小を始める可能性があると発 言したと伝えられた」と語った。

量的緩和に批判的な立場で知られるダラス連銀のフィッシャー総裁 は5日、緩和策に依存しないよう投資家に呼び掛けた。

6日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が下落した。

原題:European Stocks Fall on Fed Stimulus Speculation, Forecast Cuts(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh. Editor: Alan Soughley

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