6月の独製造業受注は3.8%増、8カ月ぶり高水準-回復の兆候

ドイツの6月の製造業受注は8カ月 ぶりの大きな伸びとなった。投資財の需要増が目立った。回復し始めた ユーロ圏経済からの恩恵が一段と鮮明になった。

独経済技術省が6日発表した6月の製造業受注指数は前月比3.8% 上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト42人の予想中 央値は1%上昇だった。前年同月比(営業日数調整後)では4.3%上昇 した。

5月の指数は前月比0.5%低下、前年同月比では1.8%低下にそれぞ れ改定された。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は先週、少なくとも6四半期 連続で縮小したユーロ圏経済について、改善しつつある企業景況感が実 体経済に浸透し、「活動が安定化するとの予想を取りあえず裏付けた」 と語っている。

ABNアムロ銀行のエコノミスト、アリン・スハウリング氏(アム ステルダム在勤)は、ユーロ圏の「最悪期は過ぎた可能性がある。与信 と需要は脆弱(ぜいじゃく)なものの、持ち直しつつあるようだ」と指 摘。「ユーロ圏の回復から真っ先に恩恵を受けるのはドイツ製造業だ。 域内需要は依然としてアジア需要よりも重要だ」と付け加えた。

この日の発表によれば、6月の国内受注は前月比3.3%増加。外需 は4.2%増えた。投資財は6.8%増で、ユーロ圏内からの受注が20.2%急 増した。

原題:German Factory Orders Rise Most in Eight Months as Recovery Seen(抜粋)

--取材協力:Dorothee Tschampa、Julie Cruz、Kristian Siedenburg. Editors: Paul Gordon, Zoe Schneeweiss

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