イタリア:4-6月GDPは前期比0.2%減-縮小ペース鈍化

イタリア経済は4-6月(第2四半 期)に、縮小ペースが鈍化した。マイナス成長は8四半期連続と第2次 世界大戦後で最長の景気後退となっているものの、企業と家計の信頼感 が回復し予想よりも小幅な縮小にとどまった。

国家統計局(ISTAT)が6日発表した第2四半期国内総生産 (GDP)速報値は前期比0.2%減少。ブルームバーグがまとめたエコ ノミスト24人の予想中央値は同0.4%減だった。1-3月(第1四半 期)は同0.6%減。第2四半期は前年同期比では2%減少。

欧州債務危機の中でイタリアは昨年、財政引き締めを余儀なくされ たが、レッタ首相は緊縮の手を緩め始めている。延滞していた支払いを 政府機関が実施したことで業者の流動性は改善。対立の火種だった不動 産税の一時凍結で、家計負担も低下した。

みずほインターナショナルの欧州担当チーフエコノミスト、リッカ ルド・バルビエリ氏は、不動産税凍結が「消費者信頼感を高め休暇中に 使える資金を増やしたのだろう」とした上で、「しかし不動産税の制度 が改正されない限り、基本的には状況は変わらない」と付け加えた。

統計発表後のローマ時間午前11時3分現在、イタリア10年債利回り は1.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.26%。

原題:Italy Contraction Slows as Recession Lasts Record Two Years (1)(抜粋)

--取材協力:Giovanni Salzano、Chiara Vasarri、Francesca Cinelli. Editors: Jerrold Colten, Dan Liefgreen

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