サントリ食:上期純利益倍増、「伊右衛門」好調-特別益も

東証1部に新規上場したサントリー 食品インターナショナルの今期(2013年12月期)上半期の連結決算は、 純利益が前年同期比96%増加した。緑茶飲料「伊右衛門」をはじめとす る国内飲料が伸びたほか、保険金の受け取りなどの特別利益が貢献し た。

6日開示した上期純利益は120億円(前年同期は61億3000万円)だ った。「伊右衛門」や「贅沢冷茶」などの売り上げが増加したほか、コ スト削減効果もあり、国内事業の営業利益は同32%増の169億円と大幅 に伸びた。またタイの子会社工場の洪水被害に対する保険金の受け取り などで約30億円の特別利益も計上した。海外事業もアジアが好調で15% の増益となった。

肥塚眞一郎専務は会見で、製造原価や物流費の見直しなどで上期で 約50億円のコスト削減ができたと語った。下期も同程度のコスト削減を 目指す。また安井信裕執行役員は為替が円安に振れたことで、売上高で 約300億円、営業利益で約20億円の押し上げ効果があったと語った。今 期収益予想は従来見通しを維持している。

サントリ食は7月3日に東証1部に上場。市場からの資金吸収額 は3880億円で、新規株式公開(IPO)としての規模は今年最大。株価 は公開価格の3100円からこれまで17%上昇している。

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