【M&A潮流】中国CNPC、次の投資対象はエクソンなどの

中国最大の石油会社、中国石油天然 ガス集団(CNPC)は今年、世界のどの生産会社よりも多くのエネル ギー資産投資をしている。米エクソン・モービルやロシアのロスネフチ が権益を持つ油田やガス田が次の買収対象となる可能性がある。

CNPCは2015年までに海外生産を倍増する計画の一環として、今 年に入り90億ドル(約8800億円)以上の投資を行っており、40億ドルの 追加投資を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。 CLSAアジアパシフィック・マーケッツによると、4月に会長に指名 された10年以上の国際事業の経験がある周吉平氏の下で、投資が加速す る可能性がある。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、12年までの5年間で中 国国有エネルギー企業の中国石油化工(SINOPEC)グループと中 国海洋石油(CNOOC)の海外投資はCNPCを約500億ドル上回っ ており、CNPCはその遅れを取り戻そうとしている。

サンフォード・C・バースティーンは、エクソンのイラク資産が CNPCの投資対象となる可能性があると分析。UOBケイ・ヒアンに よると、ロシア国営のロスネフチとの供給契約が同社絡みの取引につな がる可能性がある。

サンフォード・C・バーンスティーンの石油・ガスアナリスト、ニ ール・ビバリッジ氏は「CNPCはその技術力により、中央アジアや中 東、南米の多くの開発済みの陸上油田との相性が良い」と指摘した。

原題:China’s CNPC Seen Tapping Exxon-to-Rosneft Fuel Assets: Real M&A(抜粋)

--取材協力:Angus Whitley、Anna Shiryaevskaya、Edward Klump. Editors: Mohammed Hadi, Beth Williams

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