金相場は反発か、産金会社のコスト削減で生産減少も-WGC

金相場が反発するとの見通しを、業 界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が示した。産金会社 が一部のコストの高い鉱山の操業を停止しているため、生産は今年、横 ばいで推移するか、減少すると予想されるためとしている。

WGCの投資調査担当のマネジングディレクター、マーカス・グラ ッブ氏は6日、オーストラリアのウエスタンオーストラリア州カルグー リーでのインタビューで「世界の鉱山生産は今年、横ばいで推移する か、減少する可能性もある」と指摘。「市場は再び均衡するかもしれな い。それは、価格面では天井よりは底に近いことを意味すると基本的に は考えている」と述べた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策を縮小するとの観測 が高まる中、投資家の間で価値の保存手段としての金への信頼感が低下 したため、金相場は今年に入って22%下落し、12年間続いた強気相場が 終了すると予想されている。カナダやニュージーランドなどの産金会社 が過去2カ月間に発表した評価損は少なくとも計210億ドル(約2兆600 億円)に上り、産金各社は支出や人員を削減するほか、コストの高い鉱 山での生産を停止している。

原題:Gold to Climb as Output Languishes on Spending Cuts, WGC Says(抜粋)

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