【個別銘柄】ノーリツやJオイル急伸、オークマ高い、ソニー売られる

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

ノーリツ(5943):前日比9.7%高の1884円。1-6月期の連結営 業利益は前年同期比3.2%増の38億1600万円だった、と5日に発表。当 初想定の40億円には届かなかったが、中国など海外事業の好調で増収増 益を確保。四半期ごとでも、前年同期比22%減益だった第1四半期から 巻き返した。ドイツ証券では驚異的な粘り強さを見せた決算、と評価 し、投資判断「買い」を継続。通期計画の95億円(前期比7.5%増)が 下方修正されるとの見方が市場で強かっただけに、会社側がこれを据え 置き、株価も反発の可能性が高いとした。

オークマ(6103):4.6%高の756円。クレディ・スイス証券が5日 付で、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株価 を700円から1000円に引き上げた。単体月次受注は年末に向けて、現状 の90億円から110億円水準に高まると指摘。けん引役は自動車関連中心 だが、連結海外販社の在庫調整完了で親会社への発注が本格化する影響 が大きいとしている。同証券では、14年3月期営業利益を133億円(会 社計画130億円)と見込む。

J-オイルミルズ(2613): 8.6%高の329円。5日発表した4- 6月期の連結営業利益は前年同期比56%増の18億円だった。油脂製品の 価格改定や家庭用プレミアムオイルなどの拡販が寄与した。

三菱食品(7451):9.9%高の2736円。三菱UFJモルガン・スタ ンレー証券が5日付で、リフレ環境進行による採算改善を見込み、投資 判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。会社側が5日 発表した4-6月の連結営業利益は前年同期比12%増の27億円だった が、同証券では減益を想定していた。低温食品の増益幅が想定以上なほ か、統合効果で酒類事業の経費抑制が進行したことが想定との違いと指 摘した。

イビデン(4062):2.6%高の1555円。三菱UFJモルガン・スタ ンレー証券が5日付で、投資判断を「アンダーパフォーム」から「中 立」に引き上げた。4-6月決算を受けて、同証券による業績予想を引 き下げたが、株価下落により割高感は解消されたと説明。14年3月期の 営業利益予想は200億円(会社計画180億円)と試算した。

ヤマハ発動機(7272):4.5%安の1417円。プラス圏で推移してい たが、午後1時30分の1-6月決算発表後に下げに転じた。決算と同時 に、13年12月期の連結営業利益予想を従来比10%増の550億円に上方修 正した。これがアナリスト15人の予想平均618億円を下回ったことから 売りが膨らんだ。

三浦工業(6005):6.6%安の2532円。4-6月期の連結営業利益 は前年同期比23%減の10億400万円だった、と5日に発表。補助金の公 募時期の遅れなどによる国内売り上げの減少や、省エネルギー機器フェ アなどの経費増加が負担になった。前期比7.5%増の80億円を見込む14 年3月通期計画は据え置き。

岩崎電気(6924):5.1%安の186円。4-6月期の連結営業損失は 7億7100万円と、前年同期の5億7900万円から赤字が拡大したと5日に 発表。収益柱の照明事業で、LED化の流れの中で従来型照明の落ち込 みが想定以上だったうえ、光応用事業での情報表示板の価格競争激化な どが響いた。前期比22%増の11億円を見込む14年3月通期計画は据え置 き。

日機装(6376):3.1%安の1255円。4-6月期の連結営業利益は 前年同期比86%減の8200万円だった、と5日に発表。航空宇宙分野など 工業部門を中心に全体の売り上げは堅調に推移したが、採算面で医療部 門の欧州子会社販売の低迷による在庫増が響いた。前期比14%増の85億 円を見込む14年3月通期計画は据え置き。

岡村製作所(7994):7.6%安の659円。4-6月期の連結営業利益 は前年同期比3割減の14億7000万円だった、と5日に発表。大型物件の 減少や企業の慎重な投資姿勢の影響で、収益柱のオフィス環境事業の売 り上げが減った。前期比19%増の85億円を見込む14年3月通期計画は据 え置き。

ソニー(6758):4.6%安の2039円。米ヘッジファンド、サード・ ポイント率いるダニエル・ローブ氏からのエンターテインメント事業の 分離上場、一部売却提案を取締役会の全会一致で拒否した、と6日午前 に発表した。

ユナイテッドアローズ(7606):7.3%安の4405円。4-6月期の 連結営業利益は前年同期比2.5%減の36億円だった、と5日に発表し た。売上高は14%増と2桁増収を確保したが、新規出店などに伴う販管 費増加が収益を圧迫した。いちよし経済研究所では6日付で、同社の投 資判断を「買い」から「中立」に引き下げている。

ジェイアイエヌ(3046):6.1%安の3920円。7月既存店売上高が 前年同月比3.5%減だった、と5日発表した。前年同月と比べ日曜日が 1日少なかったことなどが要因という。同社の既存店売上高の前年水準 割れは2009年4月以来。クレディ・スイス証券の山手剛人アナリスト は、短期的な株価調整の材料となる可能性は否めない、と5日付メモで 指摘。ただ、前年同月の売上高が56%増とハードルが高かったことなど から、巡航速度入りは既定路線、との見方も示した。

日立建機(6305):1.8%安の1975円。メリルリンチ日本証券が5 日付で、目標株価を2000円から1900円に引き下げた。鉱山機械の売り上 げ減速が鮮明で、割安感ないと指摘し、投資判断は「アンダーパフォー ム」に据え置いた。

シップヘルスケアホールディングス(3360):5.8%高の3935円。 5日発表した4-6月の連結営業利益は前年同期比20%減の25億円だっ た。決算を受けメリルリンチ日本証券は同日付リポートで、営業利益は 上期計画40億円に対し63%進ちょく。同証予想23億9000万円も上回って おり、良好な実績、と評価した。通期営業利益コンセンサスは会社計 画135億円を上回っており、市場の期待を追認する決算、と指摘した。

日本取引所グループ(8697):2.7%安の9650円。クレディ・スイ ス証券が5日付で、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」 に、目標株価を1万230円から9260円に引き下げた。足元の現物とデリ バティブの売買状況を反映し、業績予想を下方修正。相対的に株価の下 落余地が大きいと指摘した。今期営業利益予想を502億円から486億円 (会社計画365億円)に、来期を492億円から465億円に減額した。

日本ペイント(4612):4.1%高の1365円。4-6月期の連結営業 利益が前年同期比17%増の78億円になった、と5日発表した。国内で汎 用塗料、海外では自動車用塗料が好調だった。年間配当は従来予想から 2円増額し、16円を計画する。

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