豪政府、選挙にらみ自動車業界への支援策発表-トヨタが活用

豪州政府は5日、自動車業界への支 援策を発表した。雇用情勢が悪化する中で9月7日に総選挙を控えてい ることが背景。米ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車のオー ストラリア部門は2億豪ドル(約176億円)の政府資金が利用可能とな る。

カー技術革新・産業・科学・研究相は同日、「オーストラリア製自 動車の需要を刺激する措置が必要だ」と語った。自動車業界の労働組合 員を支持基盤とする労働党政権は、同業界向けの資金支援の削減を掲げ る野党との立場の違いを鮮明にしたい考えだ。

トヨタのオーストラリア部門は連邦政府とビクトリア州政府の共同 投資パッケージを利用し、自社の工場と供給業者に1億2300万豪ドルを 投じると発表。連邦政府から2900万豪ドル、ビクトリア州政府からの支 援規模は明らかにされていない。

米フォード・モーターは5月に豪州での生産存続見通しが立たなく なったとして2016年に同国での生産を停止する方針を表明しているが、 今回の支援策の利用は可能となる。

原題:GM to Toyota Win A$200 Million in Australia Pre-Poll Funds (1)(抜粋)

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