バークシャー、債券安の打撃回避-バフェット氏の株式選好で

ウォーレン・バフェット氏が債券よ り株式投資や会社全体の買収を選好していることで、同氏率いるバーク シャー・ハサウェイは他の保険会社と比べて金利上昇をうまく乗り切っ ている。

バークシャーの2日の発表によると、4-6月(第2四半期)のク ラスA株1株当たりの純資産(BPS)は2%増の約12万2900ドル (約1200万円)。これに対し、同業のオールステート、アメリカン・イ ンターナショナル・グループ(AIG)、トラベラーズの4-6月の BPSはそれぞれ減少した。

米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が年内に月 間850億ドルの債券購入を縮小する可能性を示唆した後、金利は急上 昇。債券が大半を占める保険会社のポートフォリオは数十億ドル目減り した。一方、バークシャーの保有株式の価値は、保有債券の3倍余りと なっている。

バークシャーの会長兼最高経営責任者(CEO)で筆頭株主でもあ るバフェット氏は、昨年2月に投資家に対し、債券が「最も危険」な資 産だと指摘。利回りはインフレのリスクを補うには十分ではないと述べ ていた。同氏は5月、この考えをあらためて表明し、バークシャーは低 金利のため社債を購入していないことを明らかにした。

原題:Berkshire Sidesteps Bond Rout, Builds Shareholder Equity (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE