米キャタピラーの取締役らを株主が提訴-中国企業買収めぐり

建設・鉱山機械メーカー最大手、米 キャタピラーのダグラス・オーバーヘルマン会長兼最高経営責任者 (CEO)と13人の取締役が中国の鉱山機械会社買収で適正価格以上に 支払ったとして、米国の株主がシカゴの米連邦地裁に提訴した。

ニュージャージー州在住の株主、マイケル・ウォリン氏は訴状で、 この中国企業が過大評価されていることを示す情報があったにもかかわ らず、取締役とオーバーヘルマンCEO、エドワード・ラップ最高財務 責任者(CFO、当時)が買収を推し進めたと主張。これら幹部・取締 役が信任義務に違反したと認定し、損害賠償金のキャタピラーへの支払 いを命じるよう地裁に求めている。

キャタピラーは2012年に中国の年代煤砿機電設備製造(ERAマイ ニング・マシナリー)と傘下の鄭州四維機電設備製造の買収を完了。今 年の1月に同買収に関連して5億8000万ドル(約570億円)の評価損を 計上した。

ウォリン氏は、キャタピラーの幹部らは中国企業が5000万ドルの現 金注入を必要としていたことや、長期間未回収の売上債権などに注意を 払うべきだったと訴状で指摘した。

キャタピラーの広報担当、ジム・ドゥーガン氏は係争中の裁判につ いて同社はコメントしないと述べた。

原題:Caterpillar Board Sued Over ERA Mining Machinery Acquisition (1)(抜粋)

--取材協力:Shruti Date Singh. Editors: Peter Blumberg, David Glovin

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