トヨタ:カローラにハイブリッド版投入-「大衆車に普及の時代」

【記者:萩原ゆき、向井安奈】

8月6日(ブルームバーグ):トヨタ自動車は世界で最も多く売れ ている乗用車「カローラ」に、新たにハイブリッド車(HV)を追加 し、国内で6日発売した。

昨年全面改良したカローラの国内向けセダン「アクシオ」と、ステ ーションワゴン型の「フィールダー」に追加した。燃費はともに1リッ ター当たり33キロメートルで、価格はアクシオが192万5000円から、フ ィールダーが208万5000円から。燃費、価格ともHV専用車プリウス アクアの中間に位置する。月販目標はそれぞれ1000台と1500台。海外へ の販売予定は当面ない。

人気車種にHV版を追加するメーカーは増え、燃費競争は激しくな っている。小型車では、ホンダが今年9月に国内投入する「フィット HV」は燃費36.4キロ。フィットは世界約110の国・地域に投入してい るグローバル車種。

トヨタの製品企画本部の中村寛主査は、昨年5月に従来型エンジン の新型カローラ投入した際に顧客の要望が多かったと述べ、「プリウス やアクアのような専用車の技術であったHVが、カローラのような大衆 車に普及する時代になった」と語った。

カローラは1966年の発売以来、世界16工場で生産、約150カ国・地 域で販売している。今年4月末までの世界累計販売台数は約3970万台 で、このうち国内が約1220万台。ハイブリッドシステム搭載車は今回が 初めてで、今年秋に米国投入予定の新型カローラには搭載予定がない。

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