UBS、5000万ドル支払いで米SECと和解-CDOめぐり

スイスの銀行最大手UBSは、証券 部門が金融商品の担保を確保しておきながら、顧客から受け取った数百 万ドルの前払い金を不適切に留保したと米証券取引委員会(SEC)か ら指摘された問題について、約5000万ドル(約49億円)を支払うことで 和解した。

SECの6日の行政命令によると、UBSセキュリティーズは2007 年、2360万ドルの支払いを債務担保証券(CDO)に回さずに留保した ことを投資家に伝えなかった。

SECのジョージ・カネロス共同法執行局長は発表文で、取引条件 に基づいて支払われた前払い金は「投資家の利益のためにCDOに回る べきだった」とし、「UBSはCDOの担保の性質を不正確に伝え、こ うした担保がどのように取得されたかに関する情報開示を誤った」と説 明した。

SECによるとUBSは07年半ば、「ACA ABS2007-2」とし て知られるCDOを組成。その担保は主にサブプライム(信用力の低い 個人向け)住宅ローン担保証券(RMBS)のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)だった。UBSは業界の慣行通りに前払い金を CDOに充てるのではなく、追加手数料として留保した。

UBSの広報担当ミーガン・スティンソン氏は「UBSは約5年前 に閉鎖した事業に関連する今回の調査に区切りを付けられることを喜ば しく思う」と述べた。

原題:UBS to Pay $50 Million to Settle SEC Claim of Misleading CDO (2)(抜粋)

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