ゴールドマン、ブラジル部門幹部が退社-事業拡大計画を転換

米ゴールドマン・サックス・グルー プがブラジル事業計画の方向転換を余儀なくされている。同国の経済成 長がアナリスト予想を下回った上に数人の現地幹部が退社する事態とな っているためだ。4月には同国で50人を新規採用する計画を発表してい た。

ゴールドマンの広報担当マイケル・デュバリー氏は2日のインタビ ューで、「ブラジル経済見通しと、株取引および企業の合併・買収 (M&A)取引高はわれわれの予想より悪い」と説明した。

ブラジル株の指標、ボベスパ指数は4月初めから13%下落。年初来 の下げ率は20%を超えた。スイスのUBSや英バークレイズなど外銀は ブラジルの投資銀行ビジネスの縮小と国内銀行との競争激化に伴い、同 国部門の人員を減らしている。今年7月までのM&A件数は6年ぶり低 水準となっている。

事情に詳しい関係者はゴールドマンのブラジル投資銀行部門の約45 人のうち4分の1が退社したと語った。退社が未公表であることを理由 に匿名で明らかにした。8人から成る執行委員会の4人を含む5人のマ ネジングディレクターがこれまでに会社を去ったという。関係者の1人 によれば、執行委メンバーは全員入れ替わった。

デュバリー氏は、退社による欠員の一部を補充せず、ブラジル部門 の従業員数を約2%減らしたと述べた。また同部門は4月にサンパウロ のオフィスビルに移転したが、借りた4つのフロアのうち1つを転貸す るとした。退社した個人についてはコメントできないと語った。

原題:Goldman Sachs Loses Top Brazil Executives as Growth Plan Halted(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE