タブレット端末の世界出荷台数、4-6月減少-iPad不調

タブレット端末の出荷台数は4-6 月(第2四半期)に前期比で減少した。米調査会社IDCが明らかにし た。米アップルの「iPad(アイパッド)」の新機種発売が年内に予 想されていることから、消費者は現行モデルの購入を見送っている。

5日のIDC発表によると、第2四半期のタブレット世界出荷台数 は9.7%減少の4510万台。アップルのアイパッド出荷台数は1460万台 と、1-3月(第1四半期)の1950万台から落ち込んだ。IDCのタブ レット端末担当調査ディレクター、トム・マイネリ氏によると、同社の 予想は1700万台強だった。

アップルは昨年以降、新型の軽量ノート型パソコン「MacBoo k Air(マックブック・エア)」の他に新製品を投入しておらず、 投資家や顧客の間では新型のスマートフォン(多機能携帯電話)「iP hone(アイフォーン)」やアイパッドの発売が待たれている。アッ プルはこれまで4-6月期にかけて新型アイパッドを投入してきたが、 今回は年末商戦まで発売を控える方針。それがサムスン電子など競合他 社の伸び悩みにつながっている。

マイネリ氏は「新型アイパッドが投入されると、消費者のタブレッ トへの関心は高まる」と指摘。「消費者は1台買おうと出かけていっ て、499ドルのタブレットを購入したくなければ、大手メーカーの端末 から1つ購入する」と指摘する。

IDCによると、タブレットの市場シェアではアップルが32.4% と、なお先頭を走っている。サムスンは18%で2位。販売台数は810万 台と、前期の860万台から落ち込んだ。

原題:Tablet Shipments Slow as IPad Sales Fall Short of Estimates (1)(抜粋)

--取材協力:Lisa Rapaport. Editors: Lisa Rapaport, Cecile Daurat

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