欧州株:年初来最長の6日続伸、サービス業指標で-ロイズ高い

5日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は年初来最長の6営業日続伸となった。英銀 HSBCホールディングの利益が予想を下回ったものの、ユーロ圏のサ ービス業経済活動の縮小ペースが当初見積もりから鈍化したことが好感 された。

英銀ロイズ・バンキング・グループは2.7%高。同行が利益の最 大70%を配当に充てると、フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた ことが手掛かり。英旅行会社トーマス・クックとイタリアのメディア大 手メディアセット、英発電会社ドラックス・グループは大幅高。いずれ もアナリストらによる投資判断引き上げが買い材料。一方、英銀 HSBCは1年8カ月ぶりの大幅安。

ストックス欧州600指数は前週末比0.2%高の304.74で終了。一時 は0.6%高となった。先週は1.8%上げた。欧州中央銀行(ECB)のド ラギ総裁が政策金利は長期にわたり低水準にとどまるとあらためて表明 したことが相場の支えになった。

ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントで欧州株の責任者を 務めるアンドレア・ウィリアムズ氏は「経済データがようやく改善しつ つある」とし、「米国発のデータは引き続き強く、欧州の中核国もまあ まあ。バリュエーション(株価評価)はまだ支援材料だ」と語った。

ブルームバーグがまとめたデータによると、ストックス欧州600指 数の株価収益率(PER、予想収益ベース)は13.9倍と、2009年12月以 来の高水準。

5日の西欧市場では17カ国中11カ国で主要株価指数が上昇。仏 CAC40指数は0.1%上昇。独DAX指数は0.1%下げ、英FTSE100 指数は0.4%安となった。アイスランド市場は祝日のため休場だった。

英マークイット・エコノミクスがこの日発表した7月のユーロ圏サ ービス業景気指数(改定値)は49.8と、6月の48.3から上昇。先月24日 発表の速報値49.6から上方修正された。同指数は50が活動拡大・縮小の 分かれ目。英国では7月のサービス業活動がエコノミスト予想を上回る ペースで拡大し、6年余りで最速となった。

原題:European Stocks Rise for Sixth Day in Longest Streak This Year(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh、Sofia Horta e Costa. Editors: Andrew Rummer, Alan Soughley

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