ダラス連銀総裁:米金融当局の「プット」に頼るべきではない

ダラス連銀のフィッシャー総裁は、 米金融当局が月間850億ドルの債券購入を縮小させる時期は近づいてい ると指摘し、緩和策に依存しないよう投資家に呼び掛けた。今年の米連 邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持たない同総裁は、量的緩和 に批判的な立場で知られる。

フィッシャー総裁はオレゴン州ポートランドで講演し、相場が下落 すれば信用が緩和されるという「米当局の『プット(売る権利)』と一 部で呼ばれる考え方に金融市場は慣れ過ぎた可能性がある」と指摘。 「当局が無制限に相場を支え続けると期待するようになった向きもあ る。これは金融資産の価格をゆがめ、深刻な資本の誤配分を招く恐れが ある」と続けた。

同総裁は事前に用意した講演原稿で、米失業率が先月7.4%に低下 しており、債券購入ペースを減速させる決定は「実行段階に近づきつつ ある」と言明。先週のFOMC会合で「今秋に行動を起こすべく気を引 き締めなくてはならない」と述べていたことも明らかにした。

原題:Dallas Fed’s Fisher Says U.S. Investors Can’t Rely on Fed ‘Put’(抜粋)

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