7月ユーロ圏サービス業、当初見積もりから縮小ペースが鈍化

ユーロ圏サービス業の7月の経済活 動は、当初見積もりから縮小ペースが鈍化した。域内経済が過去最長の リセッション(景気後退)から脱却しつつある兆候が強まっている。

英マークイット・エコノミクスが5日発表した7月のユーロ圏サー ビス業景気指数(改定値)は49.8と、6月の48.3から上昇。先月24日発 表の速報値49.6から上方修正された。同指数は50が活動拡大・縮小の分 かれ目。

域内製造業の経済活動は7月に当初見積もりを上回り、2年ぶりに 拡大した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は先週、ユーロ圏経済 の最悪期が過ぎたことを最近の経済指標が示唆しているとの見解を示 し、データは「経済活動が安定化するとの予想を取りあえず裏付けた」 と語った。

IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチ ャー氏は、この日の発表は「ユーロ圏域内総生産(GDP)の縮小によ うやく歯止めがかかり、今年下期(7-12月)は幾分のプラス成長に転 じる軌道にあるとの期待を高めた」と語った。

サービス業と製造業を合わせた7月の総合景気指数(改定値) は50.5で、速報の50.4から上方修正された。前月は48.7だった。同指数 が50を上回ったのは2012年1月以降で初めて。1日発表された製造業景 気指数改定値も速報値(50.1)から上方修正され、50.3に改善。6月 は48.8だった。

原題:Euro-Area July Services Output Contracts Less Than Estimated (1)(抜粋) Eurozone July Final Services and Composite PMI (Table)(抜粋)

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