中国、金利自由化まで2年以上必要となる公算-交通銀の連氏

中国は金利規制を終わらせるまで2 年以上が必要で、完全な金利自由化は市中銀行の正味の利ざやを3分の 1圧縮する可能性がある。交通銀行がこうした予想を示した。

交通銀行の連平チーフエコノミスト(上海在勤)は5日の記者説明 会で、中国の政策当局は次のステップとして5年物預金金利の規制を廃 止するとともに、高めの金利を提供し流通市場での売買が可能な譲渡性 預金(CD)の発行を銀行に認める公算が大きいと述べた。中国人民銀 行(中央銀行)は7月20日、銀行が顧客に課す貸出金利の下限を廃止し た。

連氏はまた、預金保険制度を設立する前に政府はさらに多くの改革 を実施する必要があると指摘した。完全な金利自由化は業界の正味利ざ やを100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小させ2%程度 にすると予想。さらに、デフォルト(債務不履行)増加やノンバンクと の競争激化など他の要因も組み合わさり、中国の銀行業界は今後数年 「極度に厳しい」課題に直面するだろうと分析した。

連氏はまた、中国地方政府の資金調達事業体は少なくとも12兆元 (約193兆円)の債務を抱えている可能性が高いと指摘した。10-12月 (第4四半期)に返済のピークが来るという。

原題:China Needs 2 Years to End Interest Rate Regulation, Lian Says(抜粋)

--Jun Luo. Editors: Nathaniel Espino, James Gunsalus

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