米シェール層掘削会社の株価上昇率、エネルギー大手上回る

米テキサス州やノースダコタ州など で利益率の高いシェール層掘削に重点を置く石油探鉱会社の株価パフォ ーマンスが今年、大手石油会社を上回ると予想されている。

ブルックシャイア・アドバイザリー・アンド・リサーチ(シカゴ) の創業者、ジアンナ・バーン氏によると、EOGリソーシズやパイオニ ア・ナチュラル・リソーシーズ、コンチネンタル・リソーシズは掘削向 け資金のほぼ全てを利益率の高い国内の油井に投入しているため、投資 家へのリターンは、時価総額がこれらの企業の約15倍に上る大手エネル ギー企業を上回る見通しだ。

バーン氏は電話インタビューで、国内の原油価格上昇は「米国のシ ェール開発業者にとって強材料となり、国内での生産実績の高い企業の 利益につながっている」と指摘。米国でのシェール開発こそが「成長に つながる」との見方を示す。同氏は英BPの元原油トレーダー。

パイプラインの新設と鉄道網の整備により、グレートプレーンズ (中西部の大平原地帯)の供給過剰が縮小したため、米国の指標である WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)原油相場は今年 に入って16%上昇している。

米エクソンモービルと英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルの 投資家へのリターンは既に、一部の米国内の主要シェール開発会社を下 回っている。パイオニアの株価は今年に入って約70%、コンチネンタル は約33%、EOGは約27%、それぞれ上昇している。一方、エクソンの 上昇率は6.2%にとどまり、シェルは0.9%下落している。

原題:Shale Drillers Pull Ahead of Global Oil Giants in Profit: Energy(抜粋)

--取材協力:Jim Polson、Edward Klump、Eduard Gismatullin. Editors: Susan Warren, Todd White

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