中国:サービス業と製造業の減速に安定化の兆し-改革推進に道

中国の景気減速に安定化の兆しが見 えつつある。製造業とサービス業の調査で経済活動の加速が示され、企 業の期待を示す指数は上昇した。

3日発表された政府統計によると、7月の非製造業購買担当者指数 (PMI)は3月以来で初めて、サービス業活動の一段の拡大を示し た。中国国家統計局などが先週公表した7月の製造業PMIは予想外の 上昇だった。英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミク スが5日発表した7月のサービス業PMIは前月と変わらずだった。

一連の統計を受け、李克強首相の政策が景気鈍化の深刻化の防止に つながり、一段と持続可能な長期的成長の確保に向けた改革が推進され るとの見方が強まりそうだ。中国の国家発展改革委員会は4日、輸送関 連のインフラ建設を加速し、内需促進に向けた取り組みを強化する方針 を示した。

リオリエント・ファイナンシャル・マーケッツの中国担当チーフエ コノミスト、スティーブ・ワン氏(香港在勤)は「PMIは先行指標と されている。景気減速は進んでおらず安定化の兆しが見られる」と指 摘。「多くの景気浮揚策が年初以降に導入された。それらの効果が表わ れるまでにはタイムラグがあり、10-12月(第4四半期)に少し回復が 見られるはずだ」と予想した。

中国の4-6月(第2四半期)の成長率は前年同期比7.5%と、2 四半期連続で減速し、少なくとも20年で最も長期にわたり8%未満の状 態が続いている。ワン氏は7-12月の成長率が7.6%と、年前半と同じ ペースを予想している。

政府が掲げる2013年の経済成長率目標は7.5%。昨年は7.8%成長 と、1999年以来の低い伸びにとどまった。国務院新聞弁公室は先週、同 国の潜在成長率が7-8%の範囲に低下したとの認識を示した上で、 「合理的な範囲」を下回る水準への成長鈍化を阻止する姿勢を表明し た。

原題:China Services to Manufacturing Suggest Slowdown Stabilizing (1)(抜粋)

--取材協力:Regina Tan. Editors: Nerys Avery, 麗英二

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