バフェット氏出資の中国BYD、電気バスの海外販売拡大へ

著名投資家のウォーレン・バフェッ ト氏が出資する中国の自動車メーカー、比亜迪(BYD)は、電気バス の海外販売を増やす意向だ。BYDを創業した王伝福氏は、同社が今年 は「2回目の飛躍期」迎えると見込んでいる。

BYDは今年、電気バス「K9」35台を公共交通手段として米カリ フォルニア州ロングビーチとロサンゼルスに提供する契約を締結。オラ ンダでも受注を勝ち取ったほか、ポーランドとカナダで試験的な導入を 開始した。

ブルームバーグ・ビリオネア指数で純資産22億ドル(約2180億円) と推計される王氏は電子メールで、「『K9』は順調で、海外市場での 見通しも明るい」と指摘。「将来的にBYDは海外市場を注視し、提携 機会を模索して、新エネルギー自動車を関係諸国で段階的に導入してい く」と述べた。

販売代理店の削減に加え、政府支援策が太陽光発電部門の損失縮小 につながり、BYDの株価はこの1年間で2倍余りに上昇。三菱UFJ 投信のシニアアナリスト、リコン・シア氏(香港在勤)は「電気バスは 利益率が高く、海外での販売はBYDブランドの形成と確立に寄与す る」との見方を示した。

原題:Buffett-Backed BYD Seeks U.S. Electric-Bus Sales as Shares Surge(抜粋)

--取材協力:Michael Wei. Editors: Chua Kong Ho, Kenneth Maxwell

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