セントルイス連銀総裁:緩和策縮小の前に下期の改善見極めを

米セントルイス連銀のブラード総裁 は、労働市場と景気が力強さを増している確証が得られるのを待って、 債券購入のペースを落とすべきだと述べた。同総裁は今週開かれた連邦 公開市場委員会(FOMC)の会合で債券購入の継続を支持した。

ブラード総裁は2日ボストンで講演し、「FOMCはこの問題で判 断を下す前に2013年下期のマクロ経済パフォーマンスに関する統計をさ らに見極める必要がある」と発言。改善が予想されてはいるものの、 「数カ月あるいは数四半期後により良好なマクロ経済が実現するかどう かを見守ること重要だ」と語った。

同総裁は「インフレが目標値を下回る状況で、FOMCが緩和策を 解除することは通常ない」とした上で、「緩和縮小の決定がインフレ率 を一段と押し下げ、デフレのリスクが高まる」懸念が存在するとの認識 を示した。

さらに講演後の質疑応答で、住宅ローン担保証券(MBS)につい て、連邦準備制度が過去に考えていたよりも長い期間にわたって保有を 続ける可能性が高いと説明。「われわれは以前と比べて、これらの資産 をより長く保有したいと考えている。MBSを恐らくより長期にわたっ て保有し、今後数年でどうすべきか決定することになるだろう」と述べ た。

原題:Fed’s Bullard Urges Wait for 2nd-Half Data Before Tapering (2)(抜粋)

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