7月米雇用者16万人増、失業率7.4%に低下-パート職がけん引

7月の米雇用者数は予想を下回る伸 びとなったが、家計調査に基づく失業率は7.4%に低下した。

米労働省が2日に発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇 用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比16万2000人増加した。こ れは4カ月ぶりの低い伸び。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコ ノミストの予想中央値は18万5000人増だった。前月は18万8000人増と、 速報値の19万5000人増から下方修正された。

週労働時間は前月から減少、平均時給は昨年10月以降で初めて前月 比でマイナスとなった。

BNPパリバの北米担当チーフエコノミストを務めるジュリア・コ ロナド氏は、「統計内容は最悪ではないが、米国の経済成長は依然とし て不安定で減速しやすいことが示された」と述べ、「これは米金融当局 が期待する前進ではない。引き続き当局者は慎重な姿勢を取るだろう」 と続けた。

部門別では小売りが約4万7000人増と過去8カ月間で最大の伸びを 示したが、教育・医療関連は1年ぶりの低い増加幅となった。建設部門 の雇用は減少、製造業は6000人の小幅増加にとどまった。同部門は前月 まで4カ月連続でマイナスを記録していた。

民間部門の雇用者数は16万1000人増と、前月の19万6000人増から減 速。市場予想では19万5000人増が見込まれていた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が失業率とともに注目する労働参 加率は7月に63.4%と、前月の63.5%から低下した。

パート職の増加がフルタイムを上回る

平均時給は0.1%減少して23.98ドル、前年比では1.9%増加した。 週平均労働時間は34.4時間と、前月の34.5時間から短縮された。

家計調査では、パートタイムの雇用は17万4000人増と、フルタイム 雇用の増加幅(9万2000人)を上回った。職探しをあきらめた労働者 は98万8000人と、前年同月の85万2000人から増加した。

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原題:Payrolls Rise Less Than Forecast, U.S. Jobless Rate Falls (2)(抜粋)

--取材協力:Ainhoa Goyeneche. Editors: Vince Golle, 西前 明子

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