デル氏が特別委と合意、買収案に配当加える-非公開化に近づく

米パソコンメーカー、デルの創業者 のマイケル・デル氏は2日、同社の株式取得案に特別配当を盛り込むこ とで同社取締役会の特別委員会と合意した。同氏と米投資会社シルバー レーク・マネジメントによるデル買収案が支持される確率が高まった。

1株当たりの提示額を13.75ドルに既に引き上げていたデル氏とシ ルバーレークは、これに加え1株13セントの配当も支払う。取締役会の 特別委が2日発表した。同委は代償として、棄権票を反対票として数え る規定をやめることに合意した。また、株主として議決権を持つための 基準日を後ろにずらし新規株主が投票できるようにする。

デル氏(48)は自身が創業したデルの株式非公開化に向け、既存株 主の支持を得ようと取り組んできた。米資産家カール・アイカーン氏ら はこれに反対し、価格引き上げなどを要求。デル氏は十分な支持を集め ることができず、株主投票は2回延期された。

当初の提示額は1株当たり13.65ドルだった。この日に予定されて いた投票は9月12日に実施される。発表文によると、議決権の基準日は 8月13日となる。新提案ではまた、株主は10-12月(第4四半期)の配 当、1株当たり8セントも保証される。

アイカーン氏とサウスイースタン・アセット・マネジメントはデル 氏による買収を阻止しようと一連の代替案を示していた。アイカーン氏 は1日、デル氏が買収による非公開化を「強行」しようとしていると し、株主投票手続きの変更差し止めを求める訴えを起こした。

アイカーン氏のコメントは今のところ得られていない。

原題:Michael Dell Sweetens Bid With Dividend to Sway Investors on LBO(抜粋)

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