米国債利回り上昇局面終了へ、成長に十分な力強さ欠け-野村

米経済成長は十分な力強さに欠ける ため、この3カ月間続いてきた米国債利回りの上昇局面は終わる-。野 村ホールディングスの金利戦略責任者ジョージ・ゴンキャルベス氏がこ うした見通しを示した。

ゴンキャルベス氏はブルームバーグラジオの番組「サーベイラン ス」のトム・キーン、スカーレット・フー両司会者とのインタビュー で、米国債利回りが「2.75%を有意に上回るためには力強い経済指標 と、弱さを見せない住宅市場が必要だ」と発言。住宅ローン「金利が戻 り始めるとすぐに住宅市場の若干の後退が見られた」と指摘した。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)が7月31日に発表した同月26日終 了週の住宅ローン申請指数は前週比3.7%低下した。フレディマック (米連邦住宅貸付抵当公社)が発表した8月1日終了週の30年物住宅ロ ーン固定金利は4.39%。5月には3.35%まで下げていた。住宅ローン金 利は米10年債利回りに遅れて連動する傾向がある。

米10年債利回りは1日、12ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇の2.69%となった。直近で2.75%に到達したのは7月8 日で、この日は2011年8月以来の高水準となった。予想を上回る雇用統 計をきっかけに、米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和縮小観測が広 がった5月3日以来、同利回りは100bp余り上げている。

原題:Treasury Yield 3-Month Rally Capped by Growth Data, Nomura Says(抜粋)

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