米BOA:ジャンボ住宅ローンやCDOで当局が訴訟を計画

資産規模で米銀2位のバンク・オ ブ・アメリカ(BOA)は、連邦・州当局が住宅ローンや証券化に関連 しさらに民事訴訟を計画していることを明らかにした。同行が住宅ロー ンと引き受けをめぐる新たな法廷闘争に見舞われる可能性が示唆され た。

BOAは1日の当局への提出書類で、米司法省と米証券取引委員会 (SEC)がジャンボ住宅ローンを裏付けとした証券化商品について民 事訴訟を起こす可能性があることを明らかにした。メリルリンチによる 債務担保証券(CDO)販売に関してSECが行動を起こしたり、住宅 ローン担保証券に絡みメリルリンチを相手取ってニューヨーク州司法長 官が提訴することもあり得るという。

同行は「各政府機関の高官と各調査事項に関連して積極的に議論 し、民事訴訟が不適切である理由を説明している」とコメントした。

ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は信用危機の後 遺症から抜け出すとともに、カントリーワイド・ファイナンシャルとメ リルリンチの買収に伴うコストの抑制を図っているが、新たに訴訟が起 こされれば同CEOの取り組みは後退しかねない。同行は訴訟や和解、 住宅ローンに関連する投資家への返金に伴い既に450億ドル(約4 兆4800億円)超を費やした。同CEOは今年、「こうしたレガシー問題 から決別」したい考えを示している。

BOAの広報担当ラリー・ディリタ氏は「多くの問題の解決で進展 しており、今後も残る問題への対応を続ける」と述べた。SECと司法 省、ニューヨーク州司法長官の報道担当者はいずれもコメントを控え た。

原題:BofA Faces Claims From Regulators on Jumbo Mortgages, CDOs (1)(抜粋)

--取材協力:Phil Mattingly、Joshua Gallu、David McLaughlin. Editors: Rick Green, David Scheer

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