欧州に底入れ感、ダイムラーなどグローバル企業が回復けん引

高級車メーカーの独ダイムラーやフ ランスの建設会社ヴァンシ、米IBMや3Mなどのグローバル企業は、 欧州が最悪期を脱したとみている。

これまでに4-6月(第2四半期)決算を発表したストックス欧 州600指数構成企業のうち、売上高がアナリスト予想を上回った企業は 過半数に上り、前四半期の約40%から増加している。北米とアジアの売 上高の伸びによるところが大きいが、そうしたプラス面が欧州債務危機 によってかき消されることはなかった。

欧州最大の建設会社で有料道路を運営するヴァンシのグザビエ・ユ イヤール最高経営責任者(CEO)は「フランスは半年前に想像してい たよりも持ちこたえている」と指摘。「交通量はしばしば先行指標とな るが、景気が底入れし、回復しつつあることが示唆されている」と述べ た。

リセッション(景気後退)の影響を最も受けた欧州域内の自動車メ ーカー各社は、販売台数が2009年のピーク時の水準に近づくには長い年 月を要する可能性があるものの、少なくともこれ以上悪化することはな いとしている。ストックス600の業種別では自動車・自動車部品株指数 が今年に入って20%上げている。

原題:Europe Sees Bottom of Downturn as Daimler to Vinci Lead Rebound(抜粋)

--取材協力:Francois de Beaupuy、Chris Reiter、Jamie Butters、Thomas Black、Sarah Frier、Clementine Fletcher、Alex Webb. Editors: Simon Thiel, Sara Marley

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE