NY銅:上昇、FOMCの資産購入ペース維持や中国指標を好感

1日のニューヨーク銅先物相場は上 昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)が債券購入ペースを維持したほ か、世界最大の銅消費国である中国の製造業活動を示す指数が市場の予 想に反して上昇したことを手掛かりに、2日間の上昇率としては5月前 半以来の大きさとなった。

米連邦準備制度理事会(FRB)は先月30-31日に開催した FOMC終了後に声明を発表し、成長後押しのために債券購入を継続し ていく方針を維持した。1日発表された中国の7月の製造業活動を示す 購買担当者指数(PMI)は50.3と、ブルームバーグがまとめたエコノ ミスト予想の49.8を上回った。同指数は50が製造業活動の拡大と縮小の 境目を示す。需要が減退するとの懸念から銅相場は今年に入ってから7 月末までに15%下落しているが、投資家は売り持ち高を解消しつつある と、ニューウェッジ・グループのシニアディレクター、マイケル・トゥ レク氏はみている。

同氏は電子メールで、「米経済は刺激策の後押しなしで前進できる 状態にはまだなっていないとFRBが示唆したことで、買い戻しが加速 した」と指摘。「中国の製造業活動を示す指数も改善した」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 9月限終値は、前日比1.5%高の1ポンド=3.166ドル。ここ2日間の上 昇率は4.1%となった。

原題:Copper Rises on Fed Stimulus, Expansion in China Manufacturing(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz. Editors: Steve Stroth, Thomas Galatola

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