米AIG:2008年以来の配当を発表-4~6月期は17%増益

米政府からの救済資金を昨年返済し た米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) は、救済後で初めてとなる配当金の支払いを発表した。10億ドル (約995億円)の自社株買いも承認した。4-6月(第2四半期)決算 は前年同期比17%増益だった。株価は時間外取引で上昇している。

1日の発表資料によると、純利益は27億3000万ドル(1株当た り1.84ドル)と、前年同期の23億3000万ドル(同1.33ドル)から増加。 同社は1株当たり10セントの四半期配当を実施する。一部投資損益を除 く営業利益は1株当たり1.12ドルと、ブルームバーグがまとめしたアナ リスト20人の予想平均の86セントを上回った。

AIGは昨年12月、アジアの保険部門や米国の消費者向け金融部門 などの資産600億ドル超の売却などを通じ、米政府からの1823億ドルの 救済資金を返済した。ロバート・ベンモシュ最高経営責任者(CEO) は、損害保険事業の利益改善に重点を置くとともに、中国やトルコなど の市場での事業拡大に向けて取引をまとめている。同CEOは発表文で AIGが「一段と強く、シンプルで集中した会社」になったとコメント した。

AIGの株価は1日のニューヨーク市場で午後5時23分(日本時間 2日午前6時23分)現在、4.1%高の49ドル。通常取引終値では年初来 で33%上昇。決算は1日の取引終了後に発表された。

第2四半期末の1株当たり純資産は66.02ドルと、前四半期末 の67.41ドルから減少。金利上昇が債券ポートフォリオの価値に重しと なった。

原題:AIG Announces First Dividend Since 2008 as Profit Climbs (2)(抜粋)

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