NY原油:大幅続伸、製造業統計を好感-リビア輸出に不安

ニューヨーク原油相場は続伸。約3 週間ぶりの大幅高となった。米国と中国で製造業の景況改善が示された ことが好感された。またリビアの原油積み出しターミナルが労働争議の 影響で閉鎖されたことも買いを誘った。

米供給管理協会(ISM)が発表した7月の製造業景況指数は前月 から上昇し、約2年ぶりの高水準となった。中国の製造業活動を示す購 買担当者指数(PMI)は市場予想に反して上昇。リビアのアルシ石油 相は前日の時点で、一港を除いてすべての港が操業不能になったと発表 し、原油の輸出能力は80%近く低下するだろうと述べていた。

ソシエテ・ジェネラル(ニューヨーク)の石油市場調査グローバル 責任者、マイク・ウィットナー氏は「原油に関して言えば、マクロ経済 ニュースは明るい内容だ」と指摘。「リビアからの輸出が一時的に減少 すれば、ブレント価格を押し上げるのは間違いない。ひいてはウェス ト・テキサス・インターミディエート(WTI)を含め石油全般を支え るだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日 比2.86ドル(2.72%)高の1バレル=107.89ドルで終了した。値上がり 率は7月10日以来で最大。終値としては7月19日以来の高値。

原題:Crude Surges the Most in More Than Three Weeks on Manufacturing(抜粋)

--取材協力:Barbara Powell、Grant Smith. Editor: Margot Habiby

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