スペイン首相、辞任を断固拒否-汚職疑惑で議会紛糾

スペインのラホイ首相は1日、辞任 要求を退けた。議会で汚職疑惑の矢面に立たされた首相は、野党・社会 労働党のアルフレド・ペレス・ルバルカバ書記長からうそつき呼ばわり された。

同首相はいかなる不正行為にも関わっていないと強調。ルバルカバ 書記長については、与党・国民党が裏金を操作したとの報道をめぐって 政府を攻撃することで、スペインの金融安定を脅かしていると非難し た。

議会の特別審議でラホイ首相は「信じるに値しない人物を信頼し続 けてきたのは私の過ちだ」と言明。ルバルカバ書記長に対し、「選挙で 大多数の国民から託された責任を放棄して私が辞めることはない。あな たの論拠の貧しさと私の主張の強さは明確で、その可能性さえ考えたこ とがない」と続けた。

国民党で財務を担当していたルイス・バルセナス氏は先月、20年に わたって極秘基金の運用に携わっていたと裁判所で明かし、資金を受け 取った幹部の1人にラホイ首相を挙げたほか、その手書き台帳も提供。 このスキャンダルを受けて同首相の支持率は低下、現政権が経済改革を やり遂げられるのか疑念が深まっている。

ラホイ首相はこの日、受け取った資金はすべて税務当局に申告済み だと議会で述べたが、ルバルカバ書記長は「うそつきだ」と反論した。

原題:Rajoy Rejects Early Election as Opposition Leader Calls Him Liar(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE