欧州株:9週ぶり高値、好決算で銀行株高い-中国指標も追い風

1日の欧州株式相場は上昇し、指標 のストックス欧州600指数は9週間ぶり高値を付けた。ソシエテ・ジェ ネラルやロイズ・バンキング・グループの予想を上回った利益を好感 し、銀行株が高い。中国政府が発表した7月の製造業購買担当者指数が 生産活動の拡大を示し、鉱山株も値上がりした。

フランスのソシエテ・ジェネラルは1年半ぶりの大幅上昇。英ロイ ズは2010年10月以来の高値となった。上期(1-6月)決算が黒字に改 善した同行は、配当再開で当局との協議を開始する方針を示した。英豪 系鉱山会社のリオ・ティントとBHPビリトンもそれぞれ買われた。

一方、仏製薬会社サノフィは4.1%安。通期利益見通しの下方修正 が嫌気された。英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルは11年8月以 降で最もきつい値下がり。四半期利益が予想に反して減少した。

ストックス欧州600指数は前日比1.2%高の303.29で終了。5月30日 以来の高値引けとなった。構成銘柄の株価収益率(PER)は13.7倍 と、09年以来の高水準。

ライファイゼン・キャピタル・マネジメント(ウィーン)の株式部 門責任者、ヘルベルト・ペルス氏は電話インタビューで、「欧州株には 引き続き強気で、株価は過小評価されていると思う」と述べ、「銀行決 算が良かった一方、シェルは大きく外れた。だが、全般的に四半期決算 はこれまでのところ順調だ。中国製造業の指標も支援材料だった」と続 けた。

この日の西欧市場では、取引が行われた17カ国全てで主要株価指数 が上昇。スイス市場は祝日のため休場だった。

原題:Europe Stocks Rise to Nine-Week High on Bank Results, China Data(抜粋)

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