英中銀:金融政策据え置き-総裁はガイダンス提供に向け準備

イングランド銀行(英中央銀行)は 1日の金融政策委員会(MPC)で、資産買い取りプログラムの規模 を3750億ポンド(約56兆4000億円)で維持することを決めた。カーニー 総裁は景気回復を強固にするためのフォワードガイダンス(時間軸政 策)明示に向けた準備を進めている。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミストを対象に実施した調査で は、資産購入枠の維持を42人中41人が見込んでいた。MPCは政策金利 であるレポ金利を過去最低の0.5%に据え置いた。別のエコノミスト調 査で予想された通りだった。

MPCは今会合で、最新の経済見通しを基に金融政策を決定。先月 就任したカーニー総裁は来週、四半期物価報告の発表に合わせて記者会 見しフォワードガイダンスに関するMPCの所見を公表する。英中銀は 7月、「将来的に政策金利が上がる道筋を暗示する動きは、最近の国内 経済動向を見れば正当化できない」と説明していた。

BNPパリバのエコノミスト、デービッド・ティンズリー氏(ロン ドン在勤)は政策発表前、「英国の経済見通しが転換点を迎えた、ある いはカーニー総裁の言う『脱出速度』に恐らく至っていると判断しない のはますます困難になっている」とし、「これからは、景気促進に取り 組むというより回復を持続させる上での政策の役割の話が増えるだろ う」と述べていた。

カーニー新総裁の下で初会合となった先月3、4日のMPCでは、 全会一致で資産購入枠の維持を決定。それまでは8カ月にわたり意見が 割れていた。今会合の議事録は14日に公表される。

原題:BOE Keeps QE on Hold as Officials Assess Forward Guidance (1)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Svenja O’Donnell. Editors: Fergal O’Brien, Eddie Buckle

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