海外勢8週ぶりに日本株売り越す、個人は買い-7月4週需給

7月第4週(22-26日)の日本株市 場で、海外投資家は8週ぶりに売り越していたことが東京証券取引所の 公表データで分かった。参院選での自民党大勝を受け、イベント通過か ら目先の利益を確定する売りが優勢となった。

東証が1日に発表した同週の投資部門別売買動向(東証、名証の 1・2部等合計)によると、海外投資家は差し引き510億円売り越し た。前の週は2514億円の買い越しだった。

立花証券の平野憲一マーケットアナリストは、参院選までは自民党 圧勝への期待感で上昇してきただけに「このタイミングで利益確定売り を出すのは王道だ」と指摘。ただ、その後は予想より早く買い戻す動き も見られ、「短期筋の空中攻防戦の様相を呈してきている」と言う。

7月4週のTOPIXは週間で3.7%安の1167.06と6週ぶりに反 落。21日に投開票された参院選で自民、公明の連立与党が圧勝、衆参の 多数派が異なる「ねじれ」の解消で政権基盤が強化されるとみられ、週 前半は上昇した。しかし、騰落レシオなどテクニカル指標が相場の過熱 を示していただけに、一部企業の決算不振、円安一服などをきっかけに 週末にかけて調整色を強めた。

そのほか、年金基金などの動向を反映する信託銀行は4週連続で売 り越し(売越額716億円)、生・損保は5週連続で売り越し(同113億 円)。一方、個人投資家は6週ぶりに買い越しに転じ、買越額は847億 円。前の週は3244億円の売り越しだった。投資信託も106億円買い越 し、投信の買い越しは3週ぶり。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE