仏ソシエテ:4~6月純利益は2倍以上に-投資銀部門が好調

仏銀行2位のソシエテ・ジェネラル の4-6月(第2四半期)決算では利益が2倍以上に膨らみ、アナリス ト予想を上回った。法人・投資銀行(CIB)部門の大幅増収が寄与し た。

同行が1日に電子メールで配布した資料によると、4-6月の純利 益は9億5500万ユーロ(約1250億円)と、前年同期の4億3600万ユーロ から増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予想平均は6 億6800万ユーロだった。CIB部門の収入は前年同期比38%増加した。

フレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO、50)率いるソシエ テは、自己資本の国際基準に従うため資産売却を進めるとともに、投資 銀部門で数百人規模の削減を実施。収益力の回復に向け5月には2015年 までに9億ユーロの経費を削減する計画を発表した。

ウデアCEOは発表資料で、財務強化への「取り組みを当行は継続 する」とした上で、同行に「営業および財務面でプラスのモメンタム (勢い)が働いている」との認識を示した。

ソシエテ株は7月31日、前日比0.9%安の30.22ユーロで終了。年初 来騰落率はプラス6.6%で、時価総額は241億ユーロ。ブルームバーグ欧 州銀行・金融サービス株指数は同期間に8.3%上昇した。

レバレッジ比率

ソシエテによると、総資産に対する株主資本の割合を示すレバレッ ジ比率は、18年の実施に向け提案された3%の国際基準を年内に上回る 見通し。

新たな銀行資本規制「バーゼル3」の下での同行の中核的自己資本 (Tier1)比率は6月末時点で9.4%と、3月末から73ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇。年内に9.5%を超えるとの見通 しを示した。

4-6月の部門別業績では、CIB部門の純利益が3億7400万ユー ロと、前年同期の1億3100万ユーロから大幅に増加。アナリスト5人の 予想平均(3億5400万ユーロ)を上回った。グローバルマーケット部門 の収入は27%増の12億ユーロ。

プライベートバンキング・資産運用サービス部門の純損益は8400万 ユーロの黒字。前年同期は米国の資産運用部門で2億ユーロの評価切り 下げを行った影響で1億2900万ユーロの赤字を計上していた。

原題:SocGen Profit More Than Doubles as Investment Bank Income Surges(抜粋)

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