英中銀総裁、金融政策据え置く公算大-ガイダンス提供で準備

イングランド銀行(英中央銀行)の カーニー総裁は就任後2回目となる1日の金融政策委員会(MPC)で 金融政策を再び据え置く可能性が高い。同総裁は景気回復を強固にする ためにフォワードガイダンス(時間軸政策)を提供することに向け準備 を進めている。

ブルームバーグ・ニュースが実施した2つの調査の予想中央値によ ると、MPCは再び資産購入枠を3750億ポンド(約55兆9000億円)に維 持し、政策金利を0.5%に据え置く見通しだ。MPCの投票は8カ月に わたって意見が割れたが、先月の決定は全会一致だった。

カーニー総裁は来週、四半期物価報告の発表に合わせて記者会見し ガイダンスに関するMPCの所見を公表する。英中銀は7月、「将来的 に政策金利が上がる道筋を暗示する動きは、最近の国内経済動向を見れ ば正当化できない」と説明し、10年物英国債利回りが6月24日の高水準 から約20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下する材料とな った。

INGバンク(ロンドン)のエコノミスト、ジェームズ・ナイトリ ー氏は「景気回復に対する国内外のリスクは後退しつつあり、これ以上 の量的緩和は不要だ」とし、「借り入れコストの急上昇はないと人々に 安心感を与えることができれば、景気回復を支えることになろう」と述 べた。

原題:Carney Seen Enforcing QE Truce as Guidance Kicks In: U.K. Credit(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Svenja O’Donnell、Scott Hamilton. Editors: Fergal O’Brien, Jennifer Ryan

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