米ハンバーガー価格が上昇か-牛肉生産、21年ぶり低水準に

米国の牛肉生産が21年ぶりの低水準 に落ち込むと予想されている。飼料価格の上昇を背景に畜産農家が飼育 数を減らしたためだ。小売価格が過去最高水準に上昇し、米マクドナル ドやルースズ・クリス・ステーキハウスなどの実需業者にとってコスト が増加することが示唆されている。

米政府によると、米国の牛肉生産は来年、4.9%減少し1093万トン となる見通し。予想通りなら4年連続の減少となる。ブルームバーグが 集計したアナリスト調査の平均値によると、7月1日時点の牛の飼育数 はこの時期としては少なくとも1973年以降で最少。アナリスト9人を対 象にした調査の中央値によれば、シカゴの生牛先物の中心限月は来年、 1ポンド当たり1.33ドルと、今年2月以来の高値に上昇すると予想され ている。

畜産農家は、依然として昨年の干ばつ被害から回復していない。昨 年は干ばつの影響で穀物価格が過去最高値に達し、牛肉の飼育数は減少 した。牛ひき肉の小売価格は6月に前年同月比で13%上昇し、1月に付 けた過去最高値に近い水準となった。

原題:Burger Costs Rising With Beef Supply at 21-Year Low: Commodities(抜粋)

--取材協力:Leslie Patton. Editors: Steve Stroth, Thomas Galatola

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